話し上手じゃなくてもコンパニオンはできる?大切なのは「聞く力」

話し上手じゃなくてもコンパニオンはできる?大切なのは「聞く力」
「人と話す仕事には興味があるけれど、話し上手ではない」
「初対面の人と何を話せばいいか分からない」
「会話が途切れたら気まずくなりそう」
宴会コンパニオンの仕事を見て、こんな不安を感じる方もいると思います。
コンパニオンというと、自分から次々と話題を出し、場を盛り上げ続ける人を想像するかもしれません。
ですが、宴会の接客で必要なのは「たくさん話すこと」だけではありません。
相手の話を聞くこと、反応すること、話しやすい空気をつくること。
こうした「聞く力」も、宴会で大切なコミュニケーションの一つです。
みんとでも、宴会コンパニオンに向いている人の一例として「聞き上手と言われる人」を挙げています。
この記事では、「話すのが得意じゃないから無理かも」と感じている方に向けて、宴会での会話の考え方を紹介します。
宴会の会話は「自分が話し続けること」ではない
会話というと、自分から面白い話をすることをイメージしやすいかもしれません。
でも実際の会話は、
- 相手の話を聞く
- 相づちを打つ
- 気になったことを質問する
- 話題を少し広げる
- 一緒に笑う
というやり取りの積み重ねです。
自分が10話して相手が1話すより、相手が話しやすいように聞くほうが自然な場面もあります。
「自分が場を盛り上げなければ」と考えすぎなくても大丈夫です。
「聞き上手」は宴会でも活かせる
普段、友人や職場の人から相談されることが多い方はいませんか。
それは、話すのが上手だからではなく、相手が話しやすい雰囲気を持っているからかもしれません。
例えば、
- 相手の顔を見て話を聞く
- 「そうなんですね」と反応する
- 話を途中で遮らない
- 相手が話した内容を覚えている
- 興味を持って質問する
こうした行動も、立派なコミュニケーションです。
普段から自然にできていることが、宴会の接客でも活かせる可能性があります。
会話に困ったら「相手の話の中」から次を探す
初対面の人との会話で難しいのは、次の話題をゼロから考えようとすることです。
そんなときは、相手が話した内容の中から一つ拾ってみます。
例えば、お客様が、
今日は会社の旅行で山梨に来たんだよ。
と話した場合。
そこから、
- 「毎年社員旅行があるんですか?」
- 「山梨にはよく来られるんですか?」
- 「今日はどこか観光されたんですか?」
と話を広げることができます。
まったく新しい話題を次々と考える必要はありません。
使いやすいのは「答えが一言で終わらない質問」
会話を続けたいときは、「はい」「いいえ」だけで終わらない質問を使う方法があります。
例えば、
「旅行は好きですか?」
だけではなく、
「最近どこか旅行されましたか?」
と聞く。
「カラオケ好きですか?」
だけではなく、
「普段どんな曲を歌うんですか?」
と聞く。
少し聞き方を変えるだけで、相手が話しやすくなることがあります。
相づちだけでも会話は変わる
質問ばかり続けると、かえって会話が固くなることもあります。
そんなときは、まず相手の話へ反応します。
- 「そうなんですね」
- 「それ楽しそうですね」
- 「初めて聞きました」
- 「それは大変でしたね」
- 「すごいですね」
大げさなリアクションをする必要はありません。
話を聞いていることが伝わる反応を返すだけでも、相手は続きを話しやすくなります。
無理に会話を埋め続けなくてもいい
会話に慣れていないと、少し沈黙ができただけで、
「何か話さなきゃ」
と焦ってしまうことがあります。
ですが、宴会では食事をしたり、飲み物を用意したり、周囲の会話を聞いたりする時間もあります。
一瞬の沈黙をすべて自分で埋める必要はありません。
焦って話題を探すより、飲み物の様子を見たり、周囲へ目を向けたりすることも接客の一つです。
会話だけがコンパニオンの仕事ではない
宴会コンパニオンの仕事には、会話以外にも役割があります。
- お酌や乾杯のサポート
- ドリンクづくり
- 食事の取り分け
- 周囲への気配り
- カラオケへの同席
- 場の雰囲気を見ること
そのため、会話だけを基準に「自分には向いていない」と判断する必要はありません。
話すことが得意な人もいれば、聞くことや周囲を見ることが得意な人もいます。
初対面が苦手でも、最初は基本から覚えられる
初対面の相手とすぐ自然に話せる人ばかりではありません。
みんとでは、初めての宴会には先輩スタッフが同行する流れを設けています。
先輩と一緒に入りながら、
- 最初の挨拶
- 会話への入り方
- 席の回り方
- ドリンクの作り方
- 困ったときの合図
などを覚えていきます。
最初から自分一人で場をつくらなければならないわけではありません。
こんな人は「聞く力」を活かせるかもしれない
- 友人から相談されることが多い
- 自分から話すより人の話を聞くほうが好き
- 人の話を覚えていることが多い
- 相手に合わせて話すことができる
- 周囲の様子を見るのが得意
- にぎやかな場でも自分が中心になる必要はないと思える
全部に当てはまる必要はありません。
一つでも「これは自分にもあるかも」と思える部分があれば、それも接客で活かせる力の一つです。
話題が浮かばないときの3ステップ
会話に困ったら、次の順番で考えてみるとシンプルです。
- 聞く:まず相手が話している内容を聞く
- 反応する:「そうなんですね」「楽しそうですね」と返す
- 一つ聞く:話の中から気になることを一つ質問する
「次の面白い話題を考える」よりも、今の会話から一つ拾うことを意識すると話を続けやすくなります。
会話が得意か分からないなら、仕事内容を聞いてから考える
「話すのが苦手だから無理」と、求人を見ただけで決める必要はありません。
実際の仕事内容を知り、自分ができそうなことと不安なことを整理してから判断できます。
例えばLINEでは、
人と話すことは嫌いではないのですが、初対面だと緊張します。
話し上手でなくても仕事はできますか?
という質問からでも構いません。
話す量より「相手が話しやすいか」を意識する
宴会コンパニオンだからといって、自分がずっと話題の中心になる必要はありません。
相手の話を聞く。
反応する。
少し質問する。
周囲を見る。
それだけでも会話はつながっていきます。
「話し上手じゃないから向いていない」と決めつけず、自分が普段どんなふうに人と接しているかを一度振り返ってみてください。