2時間の宴会はどう進める?幹事向け進行表と司会台本【そのまま使える例文付き】

2時間の宴会はどう進める?幹事向け進行表と司会台本【そのまま使える例文付き】
「2時間の宴会って、どう時間を配分すればいい?」
「乾杯のあと、いつ余興を入れればいい?」
「幹事になったけれど、司会で何を言えばいいか分からない」
会社宴会や社員旅行では、会場や料理を予約したあとに当日の進行を考える必要があります。
とはいえ、2時間すべてを細かく台本にする必要はありません。
開会、乾杯、歓談、企画、締めという大きな流れだけ決めておけば、幹事も参加者も動きやすくなります。
この記事では、温泉旅館や会社宴会で使いやすい2時間宴会のモデル進行と、そのままアレンジして使える司会例文を紹介します。
時間配分はあくまで一例です。料理の提供時間や会場の利用条件、参加人数に合わせて調整してください。
2時間宴会の基本的な進行表
まずは、120分の宴会を大きく4つに分けて考えてみます。
| 時間 | 進行 | 幹事がすること |
|---|---|---|
| 開始前 | 準備・会場確認 | 料理、飲み物、終了時刻、進行を会場担当者と確認 |
| 0~10分 | 開会・挨拶・乾杯 | 参加者を着席させ、代表者挨拶から乾杯へ |
| 10~70分 | 食事・歓談 | 食事と会話を中心に進行。必要に応じて席移動や紹介 |
| 70~105分 | 企画・余興・歓談 | カラオケ、ゲーム、表彰などを実施 |
| 105~120分 | 締め・案内・終了 | 締めの挨拶、二次会・移動案内、忘れ物確認 |
ポイントは、最初から企画を詰め込みすぎないことです。
料理が出始めてすぐにゲームやカラオケを始めると、参加者が落ち着いて食事をする時間がなくなります。
前半は食事と歓談、後半に企画という形にすると、進行を組み立てやすくなります。
宴会開始前|会場担当者と確認すること
司会を始める前に、会場担当者と最終確認をしておきます。
- 宴会の開始時刻
- 終了時刻
- 料理が出るタイミング
- 飲み放題の終了時刻
- マイクの場所・使い方
- カラオケや音響設備の使い方
- 余興を行ってよい場所
- 終了後の退出方法
特に確認したいのが、料理のタイミングです。
幹事が考えた進行と料理提供が重なると、「代表者が話している途中で料理が運ばれてくる」といったことも起こります。
簡単な進行表を会場担当者へ共有しておくと調整しやすくなります。
0~10分|開会・代表者挨拶・乾杯
参加者がそろったら宴会を始めます。
最初の10分程度で、
- 開会
- 代表者挨拶
- 乾杯
まで進めると、その後の食事時間を確保しやすくなります。
開会の司会例
皆さま、お待たせいたしました。
ただいまより、本日の宴会を始めさせていただきます。
本日はお集まりいただき、ありがとうございます。
代表者挨拶へつなぐ例
それでは最初に、○○様より一言ご挨拶をお願いいたします。
乾杯へつなぐ例
ありがとうございました。
続きまして、乾杯へ移りたいと思います。
皆さま、お手元のお飲み物をご用意ください。
それでは○○様、乾杯のご発声をお願いいたします。
開会部分は長くしすぎず、乾杯後に料理と会話を楽しめる時間を確保しましょう。
10~70分|食事と歓談を中心にする
乾杯後は、しばらく食事と歓談の時間です。
ここでは司会者がずっと話す必要はありません。
参加者同士が食事や会話を楽しめる時間として、余裕を持たせます。
社員旅行などで普段あまり交流のない参加者がいる場合は、必要に応じて簡単な自己紹介や席移動を入れてもよいでしょう。
歓談へ移る司会例
それでは、しばらくお食事とご歓談をお楽しみください。
これだけでも十分です。
幹事はこの時間に、料理の進み具合や次の企画の準備状況を確認しておきます。
コンパニオンを利用する場合の歓談時間
宴会コンパニオンを利用する場合も、食事・歓談の時間が中心になります。
みんとでは、お客様との会話、お酌や乾杯のサポート、場の雰囲気づくり、カラオケへの同席などを行います。
幹事がすべてのテーブルを回って場をつなぐ必要がなくなるため、幹事自身も宴会へ参加しやすくなります。
ただし、コンパニオンの利用時間と宴会場の利用時間が必ず同じとは限りません。
何時から何時まで利用するのかは、予約時に確認してください。
70~105分|余興・カラオケ・企画を入れる
食事がある程度進んだら、宴会後半です。
この時間帯に、
- カラオケ
- ゲーム
- ビンゴ
- 表彰
- プレゼント企画
- 社員紹介
などを入れることができます。
ただし、企画を入れること自体が目的ではありません。
参加者が食事と会話を楽しんでいるなら、そのまま歓談を続けても問題ありません。
企画を始める司会例
皆さま、お食事中のところ失礼いたします。
ここからは○○を始めたいと思います。
ぜひ皆さまご参加ください。
カラオケや音の出る企画を予定している場合は、実施してよい時間や音量について会場へ確認しておきましょう。
企画を詰め込みすぎない
2時間の宴会では、実際に使える時間は思っているほど長くありません。
開会や乾杯、料理、締めの時間を除くと、複数の企画を実施するだけで慌ただしくなります。
例えば、
- ビンゴ
- カラオケ大会
- 表彰
- 参加者全員の自己紹介
をすべて行おうとすると、食事や歓談の時間が短くなってしまいます。
「絶対にやりたい企画を1つ決める」くらいから考えると、進行に余裕を持たせやすくなります。
105~120分|締めの挨拶と終了案内
終了15分ほど前になったら、宴会を締める準備に入ります。
終了時刻ぎりぎりまで企画を続けると、締めの挨拶や移動が慌ただしくなるため、少し余裕を持って切り上げます。
締めの挨拶へつなぐ例
宴もたけなわではございますが、お時間が近づいてまいりました。
最後に○○様より、締めのご挨拶をお願いいたします。
終了の司会例
ありがとうございました。
以上をもちまして、本日の宴会を終了いたします。
お忘れ物のないようご確認ください。
このあとの移動については○○となります。
本日はありがとうございました。
二次会を予定している場合は、このタイミングで会場・集合場所・移動方法も案内します。
そのまま使える|2時間宴会の司会台本
細かく考える時間がない場合は、次の流れをベースに必要な部分だけ変更して使えます。
【開会】
皆さま、お待たせいたしました。
ただいまより本日の宴会を始めさせていただきます。
【代表者挨拶】
最初に、○○様より一言ご挨拶をお願いいたします。
【乾杯】
ありがとうございました。
続きまして乾杯へ移ります。
皆さま、お手元のお飲み物をご用意ください。
○○様、乾杯のご発声をお願いいたします。
【歓談】
それでは、しばらくお食事とご歓談をお楽しみください。
【企画】
皆さま、お食事中のところ失礼いたします。
ここからは○○を始めたいと思います。
ぜひ皆さまご参加ください。
【締め】
宴もたけなわではございますが、お時間が近づいてまいりました。
最後に○○様より締めのご挨拶をお願いいたします。
【終了】
ありがとうございました。
以上をもちまして、本日の宴会を終了いたします。
お忘れ物のないようご確認ください。
本日はありがとうございました。
コンパニオンを利用する宴会で幹事が共有したいこと
コンパニオンを手配する場合は、次の内容を事前に共有しておくと当日の流れを合わせやすくなります。
- 宴会の開始時刻
- 乾杯の予定時刻
- 参加人数
- 席の配置
- 余興・カラオケの有無
- コンパニオンの利用時間
- 特に希望する宴会の雰囲気
例えば、「前半は食事と歓談を中心にして、後半からカラオケ」という情報があるだけでも、宴会のイメージを共有しやすくなります。
宴会の進行がまだ決まっていなくても相談できます
日程・会場・人数など、分かっている条件からコンパニオンの手配をご相談ください。
宴会当日の幹事チェックリスト
会場へ到着したら、開始前に確認しておきましょう。
- □ 参加人数を確認した
- □ 代表挨拶・乾杯・締めをお願いする人へ声をかけた
- □ 会場の終了時刻を確認した
- □ 料理・飲み放題の時間を確認した
- □ マイク・カラオケなどの設備を確認した
- □ コンパニオンの開始・終了時間を確認した
- □ 二次会や帰りの移動方法を確認した
この7項目だけでも確認しておくと、宴会中に幹事がその都度判断することを減らせます。
予定どおり進めることより、宴会を楽しめる余裕を残す
進行表は、1分単位で予定を守るためのものではありません。
料理が盛り上がっている。
参加者同士の会話が弾んでいる。
予定していた企画をやらなくても十分楽しめている。
そんなときは、無理に進行を変える必要はありません。
幹事にとって大切なのは、台本を完璧に読み切ることではなく、終了時間を意識しながら参加者が楽しめる時間を作ることです。