本文へスキップ

初出勤でわかった。話せる子より、ちゃんと見てる子が強い

求人・働き方

初出勤の日。

私は、ほとんど話せなかった。

今だから笑えるけど、その日は本当に頭の中がうるさかった。

メイク濃すぎないかな。

服はこれでいいのかな。

髪は巻きすぎかな。

笑顔が不自然じゃないかな。

変なこと言ったらどうしよう。

会話が止まったらどうしよう。

お酒の作り方、ちゃんとできるかな。

先輩に迷惑かけたらどうしよう。

家を出る前から、ずっと不安だった。

向かったのは、石和温泉の旅館宴会。

山梨ではよくある会社関係の集まりだった。

旅館の廊下を歩いている時、足元が少しふわふわしていた。

宴会場の前に着くと、中から男性たちの声と笑い声が聞こえた。

その瞬間、思った。

やっぱり無理かもしれない。

扉が開いて、中に入った。

お酒の匂い。

旅館の照明。

並んだ料理。

男性だけの空気。

大きな声。

初めて会う人たちの視線。

全部が一気に来た。

先輩はすごかった。

自然に挨拶して、すぐに場に入って、お客様と笑っていた。

私はその少し後ろで、笑顔を作るだけで精一杯だった。

乾杯の後、お客様に話しかけられた。

今日初めて?

私はごまかせなかった。

はい、ちょっと緊張してます。

するとお客様が笑った。

そのくらいの方がいいよ。慣れすぎてるより話しやすいよ。

その一言で、少しだけ息ができた。

私は、コンパニオンは最初から話が上手じゃないとダメだと思っていた。

面白いことを言える子。

場を盛り上げられる子。

お客様を笑わせられる子。

気の利いた返しができる子。

そういう子じゃないと向いていないと思っていた。

でも、実際の宴会で見ていると、少し違った。

先輩がすごかったのは、話が上手いだけじゃなかった。

グラスが空きそうな人に、自然に声をかける。

一人で静かにしている人に、無理なく話題を振る。

話が長いお客様のことも、嫌な顔をせずに聞く。

盛り上がっている席には入るけど、入りすぎない。

場が少し落ち着いた時に、ちょうどいい一言を入れる。

私は気づいた。

コンパニオンの仕事は、話す仕事というより、見る仕事なんだ。

誰が楽しんでいるか。

誰が少し退屈しているか。

誰のお酒が空いているか。

誰が会話に入れていないか。

どの話題なら場が明るくなるか。

今は盛り上げる時間なのか、落ち着いて聞く時間なのか。

それを見る仕事。

その日、私はうまく話せなかった。

でも、グラスを見ることはできた。

お酒を作ることはできた。

相づちを打つことはできた。

お客様の話を聞くことはできた。

先輩の動きを見て、真似することはできた。

話していない人に、少しだけ声をかけることもできた。

今日は寒いですね。

その一言だけでも、お客様は普通に返してくれた。

そこから少し会話が生まれた。

大きな笑いを取ったわけじゃない。

場の中心になったわけでもない。

でも、少しずつ、自分がそこにいてもいいような気がしてきた。

仕事が終わった後、私はかなり落ち込んでいた。

もっと話せばよかった。

もっと笑顔でいればよかった。

もっと気を利かせればよかった。

先輩みたいに動けなかった。

やっぱり向いていないのかな。

帰り道、車の窓に映った自分を見て、少し情けなくなった。

でも数日後、お店から連絡が来た。

この前のお客様、またあの子呼べるならお願いしたいって言ってたよ。

最初、誰のことか分からなかった。

あの子って、私だった。

ほとんど話せなかった私。

緊張していた私。

先輩の後ろについていくだけで精一杯だった私。

なぜだろうと思った。

でも、その時少し分かった。

また呼ばれる理由は、目立ったからだけじゃない。

安心できた。

感じが良かった。

丁寧だった。

話をちゃんと聞いてくれた。

一生懸命だった。

そういうことも、お客様にはちゃんと伝わる。

山梨でコンパニオン求人を探している女の子へ。

未経験だから無理だと思っていませんか。

人見知りだから無理。

話すのが得意じゃないから無理。

派手じゃないから無理。

お酒が強くないから無理。

夜の仕事っぽくないから無理。

でも、最初から全部できる子なんていません。

むしろ、不安がある子の方が丁寧に動けることもあります。

緊張するから、相手をちゃんと見る。

分からないから、確認する。

話せないから、しっかり聞く。

目立たないから、空気に気づく。

自信がないから、一つひとつ大切にする。

それは、ちゃんと強みになります。

コンパニオンの仕事は、自分でも気づいていなかった魅力に気づく仕事です。

自分の普通が、お客様には心地よく感じられることがあります。

弱みだと思っていたことが、働く場所によって強みに変わることがあります。

私の場合、それは話す力ではなく、見る力でした。

グラスを見る。

表情を見る。

場の温度を見る。

お客様のペースを見る。

それだけで、少しずつ仕事になっていった。

25歳の私は、初出勤でほとんど話せませんでした。

でも、それでもまた呼ばれました。

上手だったからではなく、ちゃんと向き合っていたからだと思います。

みんとでは、未経験の女の子も安心して始められるようにサポートしています。

最初から完璧じゃなくて大丈夫。

まずは笑顔で挨拶すること。

相手の話を聞くこと。

分からないことを聞くこと。

先輩の動きを見て覚えること。

そこからで大丈夫です。

あなたの自然な雰囲気や丁寧さが、誰かにとって「また会いたい理由」になるかもしれません。

コンパニオン募集ページはこちら